子どものころ聞いたなぞなぞ。「アリが10匹で何か言っているよ。何て言っているかな?」。ふとした瞬間になぜだか思い出してしまった。答えの言葉を最近とても大切だと感じるようになった▼お互いが助け合って社会は成り立っているのではないだろうか。自分一人で何でもできると思っていた時期もあったが、人と関わらずに生きていくことは無理だと考えるようになった。例えば今乗っている車は、自分のお金で買ったとはいえ、作ってくれた人がいるからこそ自由に目的の場所に行くことができる。自分の周りにある物の後ろには、多くの人の存在がある▼人とつながることにより、自分の中にさまざまな感情が出てくる。人間関係は面倒だなあという時もあるが、少しずつでも自分の中に受け入れていくことができれば、心がどこまでも広がっていくのではないかと思う。そういう自分にしてくれた相手をありがたく思えるようになったら、なお素晴らしいことだ▼人と人とが支え合っていくところに感謝が生まれてくる。周りにその気持ちがあふれているということは、それだけお互いが助け合っている証しではないだろうか。それを言葉にして相手に伝えることが大切だ▼「あり(アリ)・が・とう(10)」は不思議な言葉だ。言われた人はもちろん言った本人も心が温かくなってくる気がする。恥ずかしがらず素直に気持ちを伝えていきたい。
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