休暇を取った一昨日の月曜日、清里まで出掛けた。避暑地であり、バブル期には年間で200万人以上が訪れた観光地。「高原の原宿」と呼ばれた。メルヘンチックな建物がいまも残っている▼店先には80年代後半の土産品も。ポップな書体とデフォルメした絵が特徴だろうか。懐かしい品々にカメラを向ける。バブル絶頂期は自分が中学の頃。「デートで清里」という世代ではないけれど、オグリキャップにWinkに、セナとプロストの対決に夢中になっていたのを思い出す▼街歩きをしていると偶然にも友だちから清里の写真が届いた。「ここは賑わっていた」。円形ソファにくつろぎながら絶景が楽しめる天空テラス。スキー場のリフトがいざなう。山でも街でも味わえる非日常。清里は再び人々をひきつける地になるのではないか。そんな思いも浮かんだ▼諏訪市が開会中の市議会定例会で霧ケ峰のリフト事業とキャンプ場について26年度から指定管理者制度を導入し、民間による事業運営へ移行を目指すと表明した。リフト事業は慢性的な赤字が続く。民間の経験やノウハウを生かした多様な事業展開を期待したいと述べた▼リフト事業単体では手を挙げる事業者はいないであろう。市側も同じ考えだ。リフトに乗れば「関東の富士見百景」にも選ばれる眺望地にたどり着く。あらゆる調整は必要だが、霧ケ峰の活性化へ景色を生かさない手はない。
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