「フキハラ」。「不機嫌ハラスメント」の略で、不機嫌な態度を取ることで周囲に不快な思いをさせることだという。無視や舌打ち、ため息などが当たるそうだ▼なんでも「○○ハラ」とくくるのはちゃかしたり矮小化したりすることにつながりかねず、あまり賛成できないが、人知れず不快な思いをしている人がいるとすれば問題だし、職場なら生産性に関わる。単なるコミュニケーション不足ではないかとも思いつつ、こうして話題になるのだから適切な対応が求められるのだろう▼忖度や腹の探り合いのようで息苦しさを感じてしまうが、そんな風潮の裏返しなのか、ネット空間では匿名性もあってさまざまな言葉が飛び交い、誹謗中傷も大きな問題になっている。最近ではある女性タレントのSNSの投稿が不適切だと物議を醸した。テレビではCMを含め見ない日はないほどの売れっ子。波紋が広がった▼バラエティー番組などで見る限り、その言動(芸風?)からアンチも多かったようだ。擁護するつもりは毛頭ないが、彼女自身もこれまで相当の誹謗中傷を受けてきたのではないか、それで少し感覚がまひしていたところもあったのではないか。メディアも彼女の言動をもてはやし、助長してきたところはなかったか▼いずれにしろ誹謗中傷は許されないこと。ネットやSNSに限ったことではないが、言葉は凶器になることを改めて肝に銘じる。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
「ララオカヤ」26年度から解体見通し 岡谷 上伊那ご当地ナンバー導入へ 広域連合方針 諏訪湖SA上下線に「諏訪の国」コーナー新設 岡谷でシルクサミット開幕 技術継承、文化創造へ 谷川俊太郎さん 下諏訪の親友黒田さんと交流 強い冷え込み、雪づくり 霧氷の樹林を背に 春近五人衆と井月、地元から光当てる 研究会発足 輝く青い諏訪湖 蚕糸公園イルミ点灯 おむすびコンテスト 最優秀に矢坂さん 築150年の民家に耐震シェルター 岡谷の小口さん宅日付で探す