先日、運転免許証を更新した。受け付け開始時間に合わせて運転免許センターに到着すると、平日にもかかわらず長蛇の列。必要な手続きと講習を終えて、新しい免許証を交付してもらった▼講習で配られたテキストによると、長野県内の免許保有者数は約146万人。2023年の免許保有率は73・3%(暫定値)に上るという。一家に1台どころか1人1台が当たり前の地方で車は生活の一部。納得の数字だ▼JAF(日本自動車連盟)によると、信号機のない横断歩道での歩行者横断時の車の一時停止状況調査で長野は全国トップの84・4%(23年)。全国1位は8年連続という。誇れる運転マナーを知り、うれしくなった。その一方で調査結果が20~30%台の都道府県が多いことにも驚いた▼講習で聴いたのは「〇〇走り(ルール)」という地域特有の運転の俗称があること。困った運転マナーを指す言葉だそう。例えば、交差点での強引な右折や右左折時にウインカーを出さない、または直前に出す、など。それらの運転はインターネット上にも掲載されている。長野もしかり。こちらは全くもって喜べない▼最大9連休の盆休み。帰省や行楽地への旅行で遠方に出掛けている人も多いだろう。連日の厳しい暑さに加え、台風や地震の情報も流れ、何かと気ぜわしい。生活も車の運転も心に余裕を持ち、穏やかな気持ちで先祖を迎える準備を整えたい。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
「ララオカヤ」26年度から解体見通し 岡谷 上伊那ご当地ナンバー導入へ 広域連合方針 諏訪湖SA上下線に「諏訪の国」コーナー新設 岡谷でシルクサミット開幕 技術継承、文化創造へ 谷川俊太郎さん 下諏訪の親友黒田さんと交流 強い冷え込み、雪づくり 霧氷の樹林を背に 春近五人衆と井月、地元から光当てる 研究会発足 輝く青い諏訪湖 蚕糸公園イルミ点灯 おむすびコンテスト 最優秀に矢坂さん 築150年の民家に耐震シェルター 岡谷の小口さん宅日付で探す