「入れる時に入る」―。海外の長旅で旅行者同士の会話によく出る言葉。陸地でつながる国と国は、関係性悪化で国境を閉ざすことがある。ひとたび国境が閉まれば、次はいつ開くのか分からない。旅人は入国ができなければ、その国で未知なる体験をする機会を失う。だから、国境が開いている間に積極的に入国しようという旅の教訓である▼先進諸国の中でも、さらに生活上の安心安全を重視する日本にいると、人は時間の経過に比例して老い、やがて死に至るというような錯覚に陥る。だが昔読んだ哲学書に「死は人の足元にあり、いつ襲い掛かるか分からない」という趣旨の言葉を目にした記憶がある。本来人はいつ死ぬか分からない▼そう思うと、やりたいと考えたことを実行する心掛けが強まる。例えば不自由な状況にある人も不自由なりにできることはあるはずだ。やりたいと思ったことは、やれる状況がある時にすべきだ▼8日に宮崎県沖を震源とする地震があった。気象庁は巨大地震に備える「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、今後1週間は巨大地震に注意するよう呼び掛けた▼確かに地震に備える家具の固定や非常用品の準備、安否確認の方法の確認などは必要だろう。そうした備えをした上で粛々とやりたいことは実行に移したい。万一、大地震に見舞われたら多くの「やりたいこと」が「やれないこと」に変わるのだから…。
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