強い雨が降ったり、青空が広がったり。すっきりしない日が続く。天気予報だと、この先は前線が南下して湿った空気の影響を受ける見込み。梅雨らしくなりそうな気配▼7日には全国で今年初めて、最高気温が40度を記録した。「観測史上最も暑い夏」となった昨年を思い出す。「災害級の暑さ」とも言われた。暑さを自然災害の一つと捉える専門家もいる。体温を上回る気温は、まさに「災害」という表現がぴったり。気象庁の予報だと、今夏も全国的に高温となり、条件次第では昨年に匹敵する暑さになる可能性もあるという。暑さが一層厳しくなる今後が気掛かり▼日本気象協会は2022年、最高気温が40度以上の日を「酷暑日」と定義した。40度を上回る日が増加傾向にあるためだという。地球温暖化の影響が叫ばれる昨今、日本でも40度以上の日が当たり前になるかもしれない▼冷房や扇風機はもちろん、電気もない時代には自然の風や水を生かして涼を呼んだ。涼しげな音を響かせる風鈴、玄関先での打ち水…。ゴーヤやアサガオなどつる性の植物をはわせて太陽光を遮り、室内の温度上昇を抑える「緑のカーテン」もその一つ。節電や温暖化対策で普及を進めている自治体も少なくない▼園児らが種をまいたアサガオの苗を取材先でもらった。水やりが朝の日課となっている。梅雨明けが待ち遠しいとき。カーテンの完成も楽しみにしている。
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