国登録有形文化財の岡谷市役所旧庁舎のライトアップが始まったのが昨年6月だからちょうど1年になる。向かいの蚕糸公園の整備に合わせて始まったもので、現在は環境月間と水道週間の啓発のため緑と青に色が変わっている▼昨年11月の「女性に対する暴力をなくす運動」期間にはパープルに染まっていた。向かいの蚕糸公園も昨冬は諏訪湖をイメージした青色のLEDが敷かれていたし、現在は環境月間のイメージカラーの緑色で照らされている▼建物のライトアップが盛んにおこなわれるようになったのは平成期からという印象があるが、夜間の景観づくりというだけでなく啓発活動に使われるようになったのはいつごろからだろうか▼東京ビッグサイトのウェブサイトによると、その運動への支援・賛同を示す「アウェアネスカラーライトアップ」と呼称し、10月1日のピンクリボンデー(乳がん予防・啓発)、11月1日のオレンジリボン運動(児童虐待防止)など13の色が挙がっている▼啓発に活用されるばかりでなく、新型コロナウイルス感染拡大の警戒を呼び掛ける「東京アラート」が発出されると都庁舎とレインボーブリッジが赤色に染まったのも記憶に新しい。街の美観づくりにも啓発にも役立つライトアップだが、見ていると「省エネ」という言葉も頭をよぎる。環境負荷低減への十分な配慮とアピールもセットで進められるべきだろう。
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