日本には独自の麺文化が息づいている。ラーメンにうどん、日本そば、ソーメン、きしめん、ほうとうなどなど。喉越しが良く、比較的調理時間も短く、これから食欲が落ちる暑い季節でも喉を通る麺料理。近年では外国人にも人気で、海外進出した麺料理のチェーン店も多いと聞く▼数ある麺料理の中でも個人的に一番好きなのが日本そば。信州は全国屈指のそば処で「戸隠そば」「高遠そば」「とうじそば」「寒ざらしそば」「すんきそば」「行者そば」など、信州だけでも実に多彩なそばが味わえる▼最近SNSで「そばがおいしい県ランキング」を目にした。年代問わず、大抵は「信州そば」でおなじみの長野、さらに「へぎそば」で知られる新潟が上位にランクイン。三大そばの「わんこそば」の岩手、「出雲そば」の島根も外せない▼そば好きになったのは初任地が「そば切り発祥」をうたう塩尻市で、おいしいそばを食べ歩いたからなのだろう。わたし同様にそば好きが多い信州。しかしソバの生産量に関しては全国2位に甘んじている。1位は圧倒的な農地を有する北海道だ▼近年北海道は、長野が生産量2位を誇るワイン用ブドウも栽培し、3位にまで浮上。一方、長野が全国1位のセロリは高温障害に悩まされており、やがて産地が北海道になるかもしれない。いずれも地球温暖化の影響。物価高の中、気候変動に対応する農家は大変だろう。
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