「ごみがごみを呼ぶ」という言葉がある。誰かが捨てたごみが新たなごみを呼んでしまうといった意味。「捨ててもいいんだ」という誤ったメッセージとなり、心理的なハードルを下げるためという▼飲料の自動販売機の横に置かれているごみ箱は言うまでもなく、空き缶やペットボトルを回収するためのもの。だが誰かが弁当の容器などを捨てる。するとたちまち山のようなごみが積み上がる。たまに見掛ける光景である▼「割れ窓理論」とも呼ばれる。米国の犯罪学者が提唱した考え方で、割られた窓を放置しているとさらに割られる窓が増えるというもの。その地域に対して誰も注意や関心を払っていないというサインとなり、犯罪が増え、治安が悪化。やがて街全体が荒廃するという▼東京都渋谷区で路上飲酒を通年で禁止する改正条例が成立した。当初はハロウィーンや年末限定だったが、コロナ禍以降は外国人観光客による路上飲みも増えたため、規制を強化したという。テレビの情報番組ではビールやチューハイの空き缶が散乱し、無法地帯のような光景が映し出されていた▼ごみ拾いの取材に伺うことがある。環境意識の高まりなどから以前と比べれば随分きれいになったように見える。それでもなくならないのは依然として不心得者がいるためだろう。規制の強化も場合によっては必要かもしれないが、気に掛かるのは規範意識の低下である。
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