2024年4月22日付

2024/04/22 06:00
八面観

くしゃみ、鼻水、目のかゆみ…。花粉症の症状である。スギやヒノキの花粉の飛散は今季のピークを過ぎたようだが、もうしばらくは続くという。まだまだ、ティッシュペーパーが手放せない▼帰宅後に風呂で花粉を洗い流してすっきり。ところが、水気を拭っていると再びくしゃみが止まらない。どうやら、バスタオルに付着していた花粉が原因らしい。ごみ箱にティッシュがぎっしりと詰まった光景も症状のつらさを物語る。集中力が低下して喉には痛み。外に出るのがおっくうになる▼就寝前や就寝中に症状に悩まされる人も少なくないだろう。日中に吸い込んだ花粉により鼻づまりや息苦しさを引き起こし、寝付けない。筆者も今が真っ盛り。すでに長い付き合いとなっているが、症状が悪化することはあっても改善することはない。ほとほと嫌気が差す▼3人に1人がスギ花粉症にかかり、今では「国民病」とも言われる花粉症。日本気象協会が発表した今年の春の花粉飛散予測では、関東甲信のスギやヒノキの本格的な飛散は4月下旬までの見込み。終了に向かっている。ただ、5月に入っても場所によっては飛ぶ日があるとのこと。スギやヒノキの飛散が終わっても、すぐにイネ科の花粉の飛散が本格化する▼まだまだ続くと思うとげんなり。花粉と聞くだけで鼻がむずむずする。少し高価でも保湿ティッシュを使いたいので、財布と相談したい。

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