インフルエンザで5日間ほど会社を休む羽目になっている。久しぶりに体験する体温40度の世界は、何をするにも気力をそがれてしまう。この原稿も自宅療養中に書いている。とんだ年初めになってしまった▼年の初めといえば1月である。「1」には一番の意味もあれば、物事の始まりの意味もある。一年のスタートに当たり、何か新たなことを始めて、続けようとの目標を立てた人も多いのでは。ただ、まだ1月半ばにして挫折してしまった向きもいるかもしれないが▼一から新しいことを始めたり立ち上げたり作ったりすることとは違うエネルギーが、続けたり、やめたりすることには必要となる。何事もスタートしようとしたときの情熱が薄れ、何かしらの壁や課題に直面すると、継続することはなかなか難しくなる▼茅野市国際スケートセンターを存続するか廃止するかで揺れている。市行財政審議会は税収の減少や維持費、利用者数の減少などから「存続は難しく、今後原則廃止」と答申した。市は国や県、諏訪広域などの財政支援を受けながら存続する道を探っているという▼小平奈緒さんら数々の五輪選手を輩出しただけに、部外者としては無責任に残してもらいたい希望はあるものの、簡単にはいかないようだ。同センターに限らず、今あるものにはさまざまな人の心持ちがある。それを終わりにしようとする際の、関係者の苦渋が思われる。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
第50回信州書道展 紙面PDF
長野日報の紙面PDFをご覧いただけます
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2026年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
真紅の景色、ハナモモ見頃 諏訪の紅雪の里 鮮やか八重桜並木 岡谷の塚間川沿いで見頃 高台に赤いハナモモ 諏訪市岡村「紅雪の里」 駒ケ根ハーフマラソン 2026年から4年間休止 高校生がコンビニ企画運営 きょうオープン 諏訪湖スマートIC 7月27日開通 初夏の呑みあるき 伊那で来月31日 鮮やか”遅咲きの桜”350本 茅野の聖光寺 「島田娘」中アにくっきり 「天下御免」の美酒 御座石神社どぶろく祭り日付で探す