駒ケ根小学生相撲大会の各リーグで優勝した子どもたち

豆力士、力いっぱい 駒ケ根小学生相撲大会

2024/07/14 06:00
地域

駒ケ根市相撲クラブは13日、駒ケ根小学生相撲大会を同市の駒ケ根高原切石公園で開いた。コロナ禍を契機に途絶えた市内小学生限定大会を同クラブが引き継ぎ、参加対象を拡大して5年ぶりに実施。中南信地方から約40人が出場し、白熱した取組を繰り広げた。

 

前身の駒ケ根市小学生相撲大会は、市内の有志でつくる実行委員会が主催し30年近く続いた人気の大会だったが、コロナ禍を契機に取りやめに。同クラブが引き継ぎ、参加者の居住地を問わず幅広く参加してもらうことにした。

 

行司の合図で、力いっぱいぶつかり合った子どもたち。豪快な投げ技を繰り出したり、土俵際で一進一退の攻防を繰り広げたりして、会場を沸かせた。保育園児の特別出場もあった。

 

6年女子リーグで、優勝したのは赤穂小学校の堀内紅杏さん。5年前の大会で2回戦で敗退した悔しさをバネに、今回再挑戦。念願がかない、「うれしい。力勝負ができて面白かった」と喜んだ。

 

同クラブの齋藤満代表(62)は「5年ぶりにできた喜びで胸がいっぱい。今後はもっと多くの子どもに参加してもらえるようにしたい」と意欲を見せた。

 

結果は次の通り。

 

▽男子1年 1、齋藤優季(赤穂東) 2、小出昊橙(赤穂) 3、瀧本観柳(赤穂東)渡辺元介(赤穂東)

▽同2年 1、朝倉慶(伊那) 2、小松晴明(赤穂南) 3、松崎玖音(赤穂東)

▽同3年 1、河上善(赤穂南) 2、赤羽福生(東伊那) 3、木下佳音(赤穂)

▽同4年 1、朝倉悠(伊那) 2、筒井岳翔(豊岡南) 3、鎌倉誠志郎(高森南)

▽同5年 1、清水彪雅(赤穂) 2、鮎澤希実(塩尻桔梗)

▽同6年 1、筒井彩翔(豊岡南) 2、鈴木颯太(赤穂) 3、北澤頼(飯島)

▽女子4・5年 1、大石萌奈未(飯田追手町) 2、狩野咲奈(伊那東)

▽同6年 1、堀内紅杏(赤穂) 2、木下しなの(中沢) 3、小松愛咲(赤穂東)

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