第77回諏訪美術展(諏訪美術会主催、長野日報社など後援)は9日、茅野市美術館で始まる。今回は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門に会員、一般から計105点の応募があった。8日は同美術館で審査を行い、入賞作品28点を決めた。
出品点数は同会員91点、一般14点。部門別の内訳は日本画18点、洋画63点、彫刻11点、工芸13点。応募総数は昨年より6点増えた。
髙林みどり会長=岡谷市湖畔=は「出品者は年々、高齢化しているが、若い人に負けないくらいエネルギッシュに取り組んでいるので作品にも表れている」と評し、「作者の気持ちを汲み取りながら作品を見てもらえたら」と来場を呼び掛けている。
諏訪美術展は16日まで。応募全作品を展示する。時間は午前9時~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。11日は休館。
入賞者は次の皆さん。
【日本画】
▽諏訪美術会賞=「静かな堤」増沢直子(下諏訪町)▽下諏訪町長賞=「卓上静物」今井宏子(岡谷市)▽茅野市教育委員会賞=「希望」髙村美代子(茅野市)▽市民新聞グループ賞=「ゆらりゆらり」大野木京子(諏訪市)▽SUWAガラスの里賞=「思い出」宮本和子(茅野市)
【洋画】
▽諏訪美術会賞=「夢を見た」武井和子(岡谷市)▽茅野市長賞=「一歩はじまる」髙木ちず子(下諏訪町)▽富士見町長賞=「風立ちぬ」内堀久恵(諏訪市)▽原村長賞=「渓流・厳冬」小山田隆明(茅野市)▽岡谷市教育委員会賞=「Resonance」小松るり子(諏訪市)▽諏訪市教育委員会賞=「遥か」宮下千浪(岡谷市)▽富士見町教育委員会賞=「憶」浜叔子(同)▽原村教育委員会賞=「Waters Blue」堀川徳二(同)▽市民新聞グループ賞=「レースの卓上」福田文明(茅野市)▽長野日報社賞=「赤いスイートピー」武居光宏(岡谷市)▽信濃毎日新聞社賞=「思う」小泉禮子(同)▽エルシーブイ賞=「よりそい」石井宏子(下諏訪町)▽彩美堂賞=「花開く」長谷川隆子(岡谷市)▽岩谷画廊賞=「景」矢﨑公子(諏訪市)▽奨励賞=「種取り」浅川勝仁(北杜市)「賛美=生きた姿」米谷香代子(茅野市)
【彫刻】
▽諏訪美術会賞=「少女」髙林みどり(岡谷市)▽諏訪市長賞=「九面観音」小池建蔵(同)▽河西画廊賞=「イランから来た男」松木敏文(諏訪市)
【工芸】
▽諏訪美術会賞=「瞑想」宮澤恵子(岡谷市)▽岡谷市長賞=「渦の花」上田久乃(茅野市)▽下諏訪町教育委員会賞=「碧い宙」木下美樹(岡谷市)▽長野日報社賞=「シャクナゲ浪漫」野竹正義(原村)
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
「ララオカヤ」26年度から解体見通し 岡谷 上伊那ご当地ナンバー導入へ 広域連合方針 諏訪湖SA上下線に「諏訪の国」コーナー新設 谷川俊太郎さん 下諏訪の親友黒田さんと交流 強い冷え込み、雪づくり 霧氷の樹林を背に 岡谷でシルクサミット開幕 技術継承、文化創造へ 春近五人衆と井月、地元から光当てる 研究会発足 輝く青い諏訪湖 蚕糸公園イルミ点灯 築150年の民家に耐震シェルター 岡谷の小口さん宅 おむすびコンテスト 最優秀に矢坂さん日付で探す