養蚕復興へ住民の力 駒ケ根で飼育説明会
2025/04/08
地域
文化
岡谷市本町の照光寺(宮坂宥洪住職)で”シルクの日”の29日、同寺院内にある蚕霊供養塔の例大祭が行われた。同寺檀徒総代会やボーイスカウト岡谷第1団、地域住民ら約30人が参列。宮坂住職らによる読経や参列者の焼香で、生糸を得るためにその身をささげた蚕の霊に感謝した。
蚕霊供養塔は1934(昭和9)年、下火となった岡谷製糸業の再びの隆盛を願い、カイコの霊を供養するため建立。製糸業関係者約3万人の寄付で建てられた。蚕の神様で本尊の「馬鳴菩薩」はこの日だけ御開帳される。
大祭前にボーイスカウトが国旗を掲揚し、同寺遍照講の女性たちによる御詠歌に合わせて焼香が行われた。同寺檀徒総代会の林新一郎会長は「お蚕様と絹への思いは未来へ紡がれていく。蚕糸業発展への道が照らされれば」と祭文を奉読。宮坂住職は「シルクロードだけでなく、世界で見ても蚕霊供養塔があるのはここだけ。蚕に感謝するのは岡谷の誇るべき文化。これからも大切にしていきたい」と話した。
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