茅野市本町区の御座石神社で27日、市指定文化財の「どぶろく祭り」が行われた。区民ら約500人以上が手料理を持って集まり、醸造当番3人が境内の蔵で1カ月ほどかけ丹精込めて造った「天下御免」のどぶろくを堪能。どぶろくまんじゅうの販売やアトラクションもあり子どもからお年寄りまでが楽しんだ。
祭りは、同社祭神の高志沼河姫命が、狩りに来た息子の諏訪大社祭神建御名方命を手製のどぶろくと鹿肉、ウドでもてなしたことに由来する。約800年の歴史があり、祝宴を前に古式にのっとって神事が行われた。
祝宴のあいさつで伊藤昌文区長は「5年ぶりに1600リットルフルに醸造し、盛大に祭りができる。おいしいどぶろくを味わいましょう」と、醸造当番長の細田泰朗さんは戸田醸造をはじめ関係各位への感謝を述べた上で「今年はやや辛口で、香り高く、コクのある仕上がり。ゆっくり楽しんで」と話した。
どぶろくは組ごとにたるに入れて配られ、全員に行き渡ったところで乾杯。矢ケ崎恋の踊りや、矢ケ埼どぶろく太鼓、諏訪神太鼓が花を添えた。
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