茅野市本町東の御座石神社で毎年4月27日に行われる市無形文化財の「どぶろく祭り」に向け、境内の醸造蔵で醸造作業が本格化している。当番の氏子3人が精魂込めて仕込み作業に励んでいる。
今年は本町2丁目が当番。当番長の細田泰朗さん(70)、書記の竹村公一さん(70)、会計の小尾一郎さん(67)が、戸田醸造の杜氏らの指導を受けながら取り組んでいる。
作業は3月28日に始まり、原料を調合した酒母を醸造蔵に持ち込んで、4月3日に3基のタンクに分けてもろみ製造を開始。3段階で蒸米やこうじ米などを加え7日に留め仕込みを終えた。8日からは毎日、朝晩2回のかい入れ、午前9時~午後9時の決まった時間に5回の温度管理、1回の分析(酸度、酒度、アルコール度)を行っている。発酵に重要な適正温度を保つため、タンク内の温度が上がり氷を入れた冷温器で調整する。
今年は約720キロの酒米を使用し1600リットルのどぶろくを仕込む。3人は、酒造りに影響する納豆やキムチは絶っているという。細田当番長は「コクのあるおいしいどぶろくを区民に飲んでもらえるよう努めます」と話していた。
27日は午後1時から神事、2時から祝宴。当日限定のお守りと御朱印(各50体)も準備している。
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