里山の暮らし描き農民文学賞 伊那の細谷さん

2025/03/20 08:00
文化

伊那市長谷中尾で自然栽培米を作る農業法人役員の細谷啓太さん(36)が執筆した短編小説「樽(たる)を走る」が、日本農民文学会主催の第68回農民文学賞を受賞した。同賞の受賞は上伊那地域では2人目。「普通の人はほとんど知らない里山の複雑な魅力を伝えたかった」と話す細谷さんは、小説の中で農家として感じる季節の移ろい、取れたての野菜やコメで作った食事を地域の人と囲む農業の醍醐味(だいごみ)など、里山とそこでの暮らしを忠実に描いている。今回は2回目の応募で「昨年の農閑期からじっくりと書きためてきたものが評価された」と受賞を喜んでいる。

 

 

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