「よかったら枝になっている実を持っていっていいよ」と言われ友人宅の庭で収穫。食べることができると知り、夢中になって採っていく。そのうちに欲が出てきて全部と思うが、高い所にあるものは手が届かずに諦める。残すということも大事だと自分に言い聞かせた▼手を動かしながら、共通の別の友達の話で盛り上がった。大した内容ではなかったが、今では会うことができないので、懐かしくていつまでも話が尽きない。今まで自分が知らなかった友達の思い出を友人が話してくれたり、また自分しか知らないであろう話もしたり。そのうち日が暮れてきて「そろそろ帰りますか」となって、友人が収穫した野菜ももらって引き上げた▼家に帰って来て実を選別しながら、再び友達のことが浮かんできた。友人と友達のことについて言葉を交わしたことにより、自分の心の中にあったであろう思いが出てきたのだ。そして、友人と語り合い同じ思いを共有できた時間を過ごせたことに幸せを感じた▼心の中の思いを響かせて、声に出して表したものが言葉ではないだろうか。時には正直でない言葉を発してしまうこともある。しかし、雰囲気などで何となく分かってしまうし、伝わってしまうような気がする▼いつでも素直な言葉を口にできる自分になりたい。その方が気持ちも楽だと思う。そのためには、自分に対して正直に生きることが大切だろう。
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