ライチョウが入った段ボールを背負って運ぶ環境省職員ら

人工ふ卵・育雛のライチョウ 中ア駒ケ岳へ移送

2024/09/18 08:00
社会

環境省は17日、県内外の動物園で増やした絶滅危惧種で国の特別天然記念物ライチョウのひな7羽を、中央アルプス駒ケ岳へ運んだ。2015、16年に北ア・乗鞍岳で採卵し動物園へ導入した卵から人の手で増やした個体で、山に移送するのは初めて。国内生息数の一層の減少に備えて技術確立を目指す野生復帰として実施した。ひなは山頂直下に設けるケージで1週間ほど飼育し、慣らせた後に放鳥する。

 

 

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