カゴに入ったカメムシの数を調べる北澤豊指導員

カメムシ類3倍増 南信地方、対策呼び掛け

2024/08/21 08:00
社会

県病害虫防除所の調査で、水稲の害虫・斑点米カメムシ類の数が南信地方で過去10年の平均比3倍増(7月下旬現在)と多いことが分かった。上伊那地方は盆明け後も状況が変わらず、諏訪地方はやや減少したが平年より多く、「米が成熟して固くなるまでは予断を許さない状況」(県諏訪農業農村支援センター)だ。昨季の不作で全国的な米不足となり、新米の豊作に期待が懸かる中、県や地元JAは生産者に向けて、あぜと周辺の草刈りや農薬での防除など対策の徹底を呼び掛けている。

 

 

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