岡谷市は16日、集中豪雨による土石流の発生を想定した土砂災害防災訓練を市役所と駒沢公民館を拠点に行った。駒沢区民150人のほか岡谷署、諏訪広域消防などから計950人が参加。住民の安否確認から避難所開設、土のう作成、ドローンでの被災状況の確認訓練を通じて、土砂災害への対応を確認した。
訓練は「平成18年7月豪雨」や「令和3年8月大雨」による被災を受け、土砂災害防止月間の活動として毎年実施。土砂災害警戒区域を持つ市内14の区が持ち回りで、現地対策本部を設置している。
大雨警報が出されると、5カ所に1次避難所を設置。高齢者等避難の発令を受けて発熱などの健康チェックを行い、安否を確認した。避難指示の発令により無線で状況把握に努めながら、住民が災害対策本部へ移動した。
諏訪広域消防によるドローン飛行の訓練も初めて行われ、高度70メートルからの映像を区民も一緒に確認して、情報収集に対する理解を深めた。
駒沢区の宮澤國正区長は「目的意識を持った訓練になった」とし、早出一真市長は訓練後の講評で「岡谷市は災害の多い地域。正しい情報を得て、早めの避難、近隣への声掛けをしてください」と呼び掛けていた。
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