原村中新田北組講中は15日、百万遍念珠繰りを中新田稲転研修施設で行った。13人が参加して「南無阿弥陀仏」と唱えながら1本の長い数珠を回し、無病息災や家内安全などを祈願した。
毎年この時期に行う行事。念珠繰りは鎌倉時代に京都で疫病が流行したとき、知恩寺住職が大きな数珠を繰りながら7日間に100万回念仏を唱えたら疫病が治まったという逸話に基づく。各地で受け継がれており、北組では明治時代ごろから続いているという。
参加者は一つの円をつくって座り、太鼓やかねのリズムに合わせて南無阿弥陀仏を唱え、1180個の珠が連なる数珠を左回りに回した。「百万遍」の札が36枚用意され、1回唱えるごとに1枚動かして回数を数えた。
講中当番の平出春光さん(59)は「コロナ禍で行事ができないこともあったけど、代が替わっても受け継いで今後も残していきたい」と話していた。
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