茅野市郊外の標高約１４００メートルにある白樺湖周辺で、初夏を代表するレンゲツツジが見頃を迎えている。色鮮やかなオレンジ色が高原を染め、観光客らの目を楽しませている。

レンゲツツジは新葉が出ると同時に花が咲き、明るい緑色が花を際立たせる。湖周や小高い丘にも群生をつくり、遠目からも目を引く。シラカバの白い樹皮とのコントラストが美しい場所や、蓼科山や湖との眺望を楽しめるビュースポットもあり、アマチュアカメラマンも訪れている。

茅野市観光案内所によると、見頃の時期を迎えるのは昨シーズンより少し早めで、「レンゲツツジを見てきた」という観光客の声も増えているという。日当たりのいい場所から咲き進んでいて、もうしばらく楽しめそうだ。