8月15日に開く第76回諏訪湖祭湖上花火大会で、諏訪市の実行委員会は7日、諏訪湖間欠泉センター北側(下諏訪町側)と、諏訪湖イベントひろば(旧東バル跡地)の2カ所に有料桟敷席を新設すると発表した。諏訪湖イベントひろばには当日、露店が集まるフードコートを開設。祭りの雰囲気や飲食を楽しみながら花火を見物できるテーブルいす席を販売する。実行委はこの日、プログラムの充実や追加も検討していると明らかにした。
桟敷席の新設は、民間からの提案を受けて検討を重ねてきた。実行委事務局の市観光課によると、間欠泉センター前の「旅館組合団体席」の北隣から、諏訪警察署方面をエリアとする予定。マス席を4000円、いす席を2000円で販売する。
イベントひろばには昨年初めてフードコートを設け、従来は湖岸線にあった露店を集約した。湖岸線の人の流れを円滑にする効果が見られた一方で、道沿いの露店がなくなり「祭りの雰囲気がない」との声もあったため新設を決めたという。テーブルいす席を6000円で販売。チケットの一般販売は6月24日から開始するが、新設2カ所は7月17日から始める。
22セットを予定している大会プログラムの充実・追加について、事務局は「既存、新規のスポンサーの協力もあって検討している」と説明。魅力向上に向け、競技花火をより楽しめる尺玉のレクチャー花火、余韻を感じられる演出も検討中とした。実行委会長の金子ゆかり市長は「フードコートをはじめ、さまざまな変革を試みている。常に進化していく諏訪湖の花火大会にしていきたい」と話した。
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