「第47回茅野どんばん」の開催をPRする矢﨑運営室長

茅野どんばん ポスターとうちわデザイン完成

2024/06/04 06:00
地域

市役所通りをメイン会場として8月3日に実施する茅野市恒例の市民祭「第47回茅野どんばん」に向け、着々と準備が進められている。茅野どんばん実行委員会は3日、今年度のテーマが決まり、ポスターとうちわのデザインが完成したと発表した。ポスターは6日以降、市内小中学校、公民館、市役所、寄付のあった企業などに配布して広く参加を呼び掛ける。

 

コロナ禍による中止が続き、昨年度、4年ぶりの開催を迎えた茅野どんばん。同実行委企画運営室の矢﨑崇裕運営室長(38)=同市塚原=によると、昨年は多くの市民に楽しんでもらえた半面、3年間の「ブランク」の影響は大きく、設営経験者の減少や高齢化による祭関係者の引退など、人材面での課題が感じられたという。

 

こうした背景から今回は「楽しさ広がる祭りの広場! みんなでつくる茅野どんばん!!」をテーマに設定。地元企業や市民団体などと協力しながら企画運営を進め、来場者として参加するだけでなく、来年以降、設営側に携わりたいと思えるような催しを展開する。

 

矢﨑運営室長は「自分たちが子どもの頃から親しんできた祭を存続させたい。地域活性化にもつながる、多くの人が参加したいと思えるような祭を目指す」と意気込んでいた。

 

同実行委は、茅野どんばんで配布するうちわに企業名やロゴ、QRコードを記載する「うちわ企業協賛」を24日まで募集している。1口につき500枚製作。1口5万円(うちわ1枚につき1社)と3万円(1枚につき2社)の2種類のプランを用意している。協賛に関する問い合わせ、申し込みは同実行委事務局(電話0266・82・2648)へ。

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