移住定住の相談窓口やイベントスペース、シェアオフィスを備えた交流施設「すまいテラスいな」が2日、伊那市荒井のJR伊那市駅近くにオープンした。地域住民でつくる「すまいテラスいな協議会」が、旧菓子店「おかめ堂」を全面改修。「住まいと暮らしを照らす」と掲げ、上伊那8市町村の空き家や生活情報を提供したり、移住者と地域住民が交流したりして情報や人をつなぐ場を目指す。
協議会代表で中央不動産(同市中央)社長の鈴木孝之さん(53)が発起人。結婚を機に25年前に愛知県から移住してきた鈴木さんは「人とのつながりが移住の決め手になる」と実感し、地元住民とつながれる場をつくろうと構想。移住を検討する人は土日に見学に来るが、行政の窓口は休みで、代わりの窓口の必要性も感じていたという。
建物は1959(昭和34)年建設の鉄筋コンクリート造り3階建てで延べ床面積は130平方メートル。約3年前に閉業し空き店舗になっていた。1階は誰でも出入りできる移住定住相談窓口で行政や生活情報のパンフレットが並ぶほか、先輩移住者のコンシェルジュ1人が常駐。空き家を売りたい人や買いたい人の相談にも乗る。2階は無料の会員制フリースペースで打ち合わせやイベント開催などで利用できる。3階はシェアオフィスを8席用意。1席月1万5000円で使える。
鈴木さんは「リアルの場でいろんなつながりを生めたら」と話す。火、水曜休み。午前10時~午後5時。問い合わせは同施設(電話0265・98・9530)へ。
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