県や市町、地権者らでつくる霧ケ峰自然環境保全協議会は1日、諏訪市郊外の霧ケ峰の自然保全再生作業の一環で外来植物ハルザキヤマガラシの駆除作業をした。「霧ケ峰自然保全再生実施計画」に基づく今年度初回の作業。草原再生に向け、池のくるみに繁茂する外来植物の除去に力を合わせた。
ハルザキヤマガラシは欧州原産の多年草で、同協議会事務局の県諏訪地域振興局環境課によると、池のくるみ一帯では道路・側溝沿いなどに目立つ。
県や市の職員、地権者の小和田牧野農業協同組合、ボランティアら約50人が参加。黄色い花を咲かせるハルザキヤマガラシを根元から抜き取り、次々に袋に入れていった。抜き取り後は土を埋め戻した。
小和田牧野組合の藤森聡一組合長は「繁殖力が強くて一朝一夕では駆除できない。生態系を守るため、皆さんの力を借りたい」と述べた。
同協議会は霧ケ峰の豊かな自然や美しい草原景観を守るため、2014年度から再生作業を実施している。今年度は9月までに計7回計画。ヘラバヒメジョオンやオオハンゴンソウなど外来種の駆除を行うほか、背丈が高く、他の植物の生育に影響を及ぼす可能性のあるススキの刈り取りなども予定している。
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