河西滋子会長から表彰状を受け取るすわせいぼ幼稚園の年長児たち

諏訪湖畔の鐘 愛称考案すわせいぼ園児を表彰

2024/05/28 06:00
地域

国際ソロプチミスト諏訪は27日、諏訪湖畔の野外音楽堂にあるプチカリヨン(鐘)の愛称「かんちゃん」を考案したとして、すわせいぼ幼稚園(諏訪市)の年長児34人を表彰した。河西滋子会長ら5人が同園を訪れ、代表園児に最優秀賞の表彰状や記念盾を手渡した。

 

プチカリヨンは諏訪湖浄化と世界平和を願い、1991年に信大諏訪臨湖実験所前に設置。2012年に現在地へ移した。高さ約2・5メートルのステンレス製で、大きさの異なる鐘が3個付く。

 

愛称の募集は昨年11月に始めた。県内外から121件の応募が寄せられ、沖野外輝夫・信大名誉教授や会員ら12人で選考。当時年中児だった同園の園児たちは全員で13通りの愛称案を考えて応募し、そのうちの一つ「かんちゃん」が採用された。

 

表彰式では、園児たちが記念盾などを手に笑顔で受賞を喜んだ。さくら組の園児は「かわいい名前。散歩の時に鳴らしたら大きな良い音がした。また遊びに行きたい」と話していた。

 

河西会長は「響きが良く、シンプルで園児たちの感性が出ている」と愛称を評価し、「未来を担う子どもたちに諏訪湖浄化や平和への思いを託していけたら」と期待した。

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