自身の生き方について考える上伊那農業高の2年生

起業家の生の声を聴く 上農高で「フェス」

2024/05/28 06:00
社会

上伊那農業高校(南箕輪村)は27日、県内外の起業家と生徒による座談会「起業家フェス」を同校の旧体育館で開いた。起業家の生の声を聴くことで、働き方や仕事内容が多様化する社会での生き方を模索するきっかけになれば―と実施。県内を中心に20人の起業家が訪れ、2年生160人が起業の経緯や苦労、働く上で大切にしていることを聞いて生き方の参考にした。

 

生徒らはグループに分かれ、各3人の話を聞いた。「常に自分が楽しい状態でいる」「やりたいことは周りに反対されてもやってみる」など、起業家が日頃から大切にしている思いに耳を傾け、メモを取ったり質問したりしながら自身の将来について考えた。

 

生徒は「自分の好きなことを仕事にしたいと思った」。2学年の進路担当の田口富大教諭(41)は「視野を広げて後悔のない選択をしてほしい。夢がある生徒にとっては、その選択を後押しする機会になれば」と話していた。

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