諏訪市の高島公園で26日、第55回高島城祭(同実行委員会主催)が開かれた。1970年の高島城天守閣復興を記念して始まった恒例の祭り。有志らのステージ発表や市内外の各団体による販売会や物産展などが繰り広げられ、家族連れを中心にたくさんの人でにぎわった。
ステージ発表は、1864年に下諏訪町樋橋で起きた「和田嶺合戦」で江戸幕府の命を受けた高島・松本両藩が一緒に戦ったゆかりがあり、毎年出演する古式砲術国宝松本城鉄砲隊の砲術演武で幕開け。観衆が見守る中、発砲のごう音が響き渡り、子どもたちは「怖い」と親に抱きついたり、「かっこいい」と目を輝かせたりしていた。
ステージではこの後、子どもたちの元気なダンス、シニア世代の熟練の日本舞踊、威勢のいい長持ちや和太鼓の演奏などが次々と行われた。このほか、園内には各種団体がブースを出展。長野国際文化学院の学生らは「チャリティー餃子」を振る舞って能登半島地震義援金への協力を呼び掛け、諏訪法人会は親子向けの税金クイズを用意した。
家族で訪れた同市中洲小学校3年の児童(8)は「楽しい。来てよかった」と笑みを見せ、母親(39)は「私自身子どもの時から祭りに来ていて、きょうも家族で来るのを楽しみにしていた」と話した。
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