宮田村の特産ワイン「紫輝」の新酒の解禁に合わせた「ワインまつり」が25日、JR飯田線の宮田駅前周辺であった。県内外から約500人が来場し、村内で栽培、収穫されたヤマブドウ「ヤマソービニオン」を原料にした2023年産の赤ワインを堪能。赤紫に輝く色やフルーティーな香りを楽しんだ。
ワインを通じた地域おこしに取り組む宮田村の「中央アルプス山ぶどうの里づくり推進会議」(会長・小田切康彦村長)が、1999年からヤマソービニオンを原料にワインを醸造。例年は12月となっている新酒の解禁時期を変更し、半年ほど熟成期間を延長。まつりに合わせて解禁した。
今年のブドウの収量は約15トン。赤ワイン「紫輝」は720ミリリットル瓶で約4000本を造った。醸造元の本坊酒造マルス駒ケ岳蒸溜所(同村新田)によると、「熟成期間を長くしたことで、紫輝の本来の味を残しつつ丸みを帯びた仕上がりになった」。収穫時期の昨年9、10月に雨の影響を受けなかったため、糖度が高いブドウになったという。
会場に詰め掛けた人たちは、ワインの香りや味を確かめながら歓談。駒ケ根市から訪れた60代の女性は、過去に参加したワインまつりで知り合った友人とともにグラスを傾けた。「味に深みと酸味があっておいしい。友達の輪も広がり、すごく楽しい時間」と話していた。
「紫輝」は1本1988円(税抜き)。村内を中心とした酒販店で取り扱っている。問い合わせは同村産業振興推進室(電話0265・85・5864)へ。
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