諏訪市小和田の八剱神社の御田植祭が19日、同市上川3の同神社の斎田で行われた。小学2年生から中学1年生までの早乙女6人がピンクの法被をまとい、秋の豊かな実りを願いながら早苗を植えた。
今年の早乙女は主に湯小路区と渋崎区から選ばれた。そろいの法被に赤いたすき、鉢巻き姿の早乙女たちは素足で斎田に入り、総代たちと一緒に苗を植え付けた。泥に足を取られる場面も見られたが、宮坂清宮司が奏でる神楽笛の調べに合わせてコシヒカリの苗を丁寧に差し込んだ。
法被を着てやる気がみなぎったという城南小6年の児童(11)=湯小路=は「土が冷たかったけれど、すごく楽しかった。おいしいお米が元気に育ってほしい」と笑顔だった。岡崎広幸大総代(62)=島崎二区=は「機械化が進んでいるが、手で植える貴重な体験になったと思う」と話した。
コシヒカリを植えた斎田は広さ10アール。斎田委員が水の管理をし、10月に収穫を予定。昨年の収量は約600キロで、今年も同程度を見込んでいる。米は神社に奉納されて神事の供え物に使われるほか、一部は早乙女に贈られる。隣接する4アールの斎田では丈が長い品種を育て、しめ縄用などに使われる。
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