中央アルプス将棊頭山(標高2730メートル)直下の山小屋「西駒山荘」にまきを背負って駆け上がるヒルクライムレース第10回「西駒んボッカ」(9月8日、西駒こまくさ会主催)に向け、まきづくり体験会が18日、伊那市ますみケ丘の「市民の森」であった。同会や一般から18人が参加して伐採直後の木をおので割り、自分たちが運ぶまきを準備した。
レースは山荘の建て替えを記念して2013年に始まった。当初は国登録有形文化財の石室に敷くれんがを運んでいたが、現在はストーブの燃料に使用するまきを運ぶ。鳩吹公園から桂小場登山口、大樽小屋を経て山荘を目指す11.6キロ。まきの重さにより3キロと15キロのクラスがある。
この日は市有林のアカマツの木を専門家らが切り倒し、玉切りにして用意。参加者はおのや機械を使って割り、持ち運ぶサイズに仕上げた。
西駒んボッカ初参加という水谷響子さん(40)=岐阜県=はおのの扱いに苦戦しつつも、まきづくりについて「人の手がこれだけ加わっていて、ストーリーがあることが分かった」と感慨深い様子。「珍しい形のレースなので楽しみ」と期待していた。
西駒んボッカの申し込みは7月末まで。詳細は全国のスポーツイベントのエントリーサイト「スポーツエントリー」を参照する。
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