JOCA(青年海外協力協会、本部・駒ケ根市)駒ケ根は11日、同市中心部の防災拠点などを巡って、能登半島地震被災地にエールを送るウオーキングイベント「ゴッチャ!ウオーク」を開いた。子どもからお年寄りまで20人余が参加。被災した人たちを応援するTシャツを着るなどして被災地に思いをはせながら、災害への備えについて考えた。
同市中央の地域交流拠点施設「ゴッチャ!ウェルネス駒ケ根」を発着点にした約4キロのコース。防災士で県自主防災アドバイザーの原正彦さんが案内し、地質や災害危険個所などについて解説した。
市役所南庁舎前にある防災倉庫内を見学し、毛布や簡易ベッド、発電機などの備蓄量を確認。原さんは「災害が起きた時は行政に頼り切りにならず、近隣同士で支え合うことを大切にして」と説いた。同市福岡の菊地洋二さん(43)は妻と参加。電動車いすで日常生活を送る10代の娘の視点に立って歩き、歩道の段差の多さに困惑、「けん引式の車いす補助器具の購入を検討したい」と強調。「災害について考える良いきっかけになった。近隣の人たちに助けを求められるよう良好な関係をつくっていきたい」と話した。
ウオーキングイベントは、JOCAの拠点を中心に国内約10カ所で同時開催。ウェブ会議システムを使って、石川県輪島市などの各拠点を結び、イベントの様子を伝え合うなど交流。「NOTO、NOT ALONE(能登はひとりじゃない)」の応援メッセージがプリントされたTシャツを着るなどして歩き、エールを送った。
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