リンゴ畑で摘花作業を体験した下諏訪町の子どもたち

おいしいリンゴへ摘花作業 下諏訪町の小学生が体験

2024/05/02 06:03
地域

下諏訪町の下諏訪南小学校3年生約80人と下諏訪北小学校3年生約30人が4月30日、同町の赤砂崎公園多目的広場横にあるリンゴ畑で摘花作業を体験した。毎年、この時期に行う町農業技術者連絡協議会の食農教育事業の一環。子どもたちはシナノプッチやアルプス乙女のリンゴの木に咲いた白い花を間引き、リンゴ作りに親しんだ。

 

最初に講師から、五つの花のうち、真ん中の花だけ残し周囲の花は摘んで│と摘花の方法について説明があった。リンゴ農家でつくる赤砂果樹研究会会員らの指導を受けながら、子どもたちは摘花作業に取り組んだ。9月には収穫体験もする。収穫したリンゴは町内の保育園や4小中学校に配布される。

 

南小の男子生徒は「楽しい。最初は難しかったけど、いっぱいやったら慣れてきた。おいしいリンゴがなるように頑張りたい」と笑顔だった。同研究会の花岡正彦会長は「手入れをすることで秋に実がなる。収穫時にはものができる喜びを感じてほしい」と願った。

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