能登半島地震の被災地支援を目的に辰野町が町役場と町民会館に設置した「辰年・辰野町」オリジナル缶バッジのカプセルトイ自動販売機。売り上げの全額を義援金に充てることをうたっており、町内外から趣旨に賛同する大勢の人が訪れ、販売開始から2週間で1600個を売り上げる人気ぶり。4月からは期間限定の春バージョンも加わる予定だ。
缶バッジは、今年の干支の「辰」にちなみ、町が「龍のごとく躍動の年に」との願いを込めて製作。5種類の町オリジナルロゴマークがプリントされている。当初は来客用に配っていたが、好評だったため、職員の提案で被災地支援の一環で1個100円で売ることに。平日に町内2カ所で販売している。
町によると、22日までの2週間で1624個を販売。1日200個以上売れた日もあり、一時はバッジを製作する道具が壊れるほど職員がバッジ製作に追われたこともあったという。現在も1日100個ほど売れており、全種類を集めようと一度に10個以上購入する人も。上田市など遠方からも購入のために訪れた人もいたという。
4月からは1カ月限定で、角が桜の枝になっている桜色の龍をあしらった春バージョンも投入する。13、14の両日は、荒神山公園さくら祭りのイベント会場にも自販機を設置。予想以上の反響に、町の担当者は「手軽にできる被災地支援として多くの人に受け入れてもらえたのでは」と話している。
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