手軽に乗れる自転車。身近な交通手段として子どもから高齢者まで幅広い層に利用されている。その一方で、交通事故が多い乗り物。昨年度、ヘルメットの着用が努力義務化されたのは記憶に新しい▼1日に改正道路交通法が施行され、自転車を運転中にスマートフォンの画面を注視したり、手で持って通話をしたりする、いわゆる「ながら運転」が厳罰化された。酒気帯び運転に対する罰則も定められ、加えて酒類の提供や自転車を貸す行為をした人もほう助として対象になる。全国では初日から飲酒運転での検挙が相次いだ▼厳罰化の背景には、スマホ使用や飲酒運転による交通事故の増加があるという。実際、車を走らせていると片手運転をしたり、スマホを操作したりする姿を頻繁に目にする。ながら運転の自転車にヒヤッとした経験がある人もいるだろう▼自動車のながら運転厳罰化は2019年12月。いったんは交通事故が減少したが、近年再び増加傾向にあるという。つまりは個々の意識次第か。いまだに堂々とスマホを耳に当てて運転をするドライバーや、スマホ操作に夢中で青信号に変わっても発進しない車を見掛ける。「少しくらいなら」。その軽い気持ちが命に関わる重大な事故を引き起こす▼夕暮れが早まり、交通事故が増える時期。自動車や自転車の運転手、歩行者は一層注意を。ながら運転はもちろん、歩きスマホもご法度ですよ。
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