手軽に乗れる自転車。身近な交通手段として子どもから高齢者まで幅広い層に利用されている。その一方で、交通事故が多い乗り物。昨年度、ヘルメットの着用が努力義務化されたのは記憶に新しい▼1日に改正道路交通法が施行され、自転車を運転中にスマートフォンの画面を注視したり、手で持って通話をしたりする、いわゆる「ながら運転」が厳罰化された。酒気帯び運転に対する罰則も定められ、加えて酒類の提供や自転車を貸す行為をした人もほう助として対象になる。全国では初日から飲酒運転での検挙が相次いだ▼厳罰化の背景には、スマホ使用や飲酒運転による交通事故の増加があるという。実際、車を走らせていると片手運転をしたり、スマホを操作したりする姿を頻繁に目にする。ながら運転の自転車にヒヤッとした経験がある人もいるだろう▼自動車のながら運転厳罰化は2019年12月。いったんは交通事故が減少したが、近年再び増加傾向にあるという。つまりは個々の意識次第か。いまだに堂々とスマホを耳に当てて運転をするドライバーや、スマホ操作に夢中で青信号に変わっても発進しない車を見掛ける。「少しくらいなら」。その軽い気持ちが命に関わる重大な事故を引き起こす▼夕暮れが早まり、交通事故が増える時期。自動車や自転車の運転手、歩行者は一層注意を。ながら運転はもちろん、歩きスマホもご法度ですよ。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
秋の風情、眺めて一服 もみじ湖紅葉祭り開幕 「入野谷在来そば」商標取得 伊那 響くエール、駆ける7000人 諏訪湖マラソン もみじ湖一帯色づき始め マイカー規制始まる 高遠城址公園でもみじ祭り開幕 10日まで 深まる秋、美しい色合い 諏訪湖畔 諏訪地域の4駅が連携 鉄道フェスタ2024 茅野の小堂見区 デジタル回覧板併用へ挑戦 入院中の子どもへプレゼントを サンタラン企画 ロッチ中岡さん招きホッケー教室 駒ケ根日付で探す