小平組合長に花の出来を見せる市川さん夫妻(右)

「諏訪ブランド」の菊 新たな担い手が支える

2024/07/30 07:59
地域

農作物の「諏訪ブランド」の一角を担う菊栽培に今年、若い新たな担い手が誕生した。2年前に東京から茅野市内に移住した市川薫さん(39)、智美さん(41)夫妻=玉川粟沢=で、2年間、原村の花き農家で基本の技術を学んで自立した。霜害に苦労しつつも初めての出荷を迎え、「失敗が許されず緊張が続く毎日だが、品質のいいものを作りたい」と意気込んでいる。高齢化で生産者が年々減る中、先輩農家やJA信州諏訪の関係者も大きな期待を込めて応援している。

 

 

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