武井武雄の生誕130年を記念し、フラッグを童画館通りに飾り付ける市民サポーターら

武井武雄生誕130年 岡谷市が記念装飾

2024/06/26 06:00
社会

童画の王様130歳おめでとう-。岡谷市出身の童画家、武井武雄(1894~1983年)の誕生日に当たる25日、市内の装飾が行われた。生誕記念のPRとして、武井作品をあしらったフラッグと横断幕がお目見え。市民サポーター7人が童画館通りやJR岡谷駅に飾り付け、まちを盛り上げている。

 

フラッグと幕には、武井の生まれ変わりとされるキャラクター「ラムラム王」のロゴマークをデザイン。それぞれ水色を基調としたビニール素材で、生誕を祝うメッセージを入れた。

 

童画館通りでは縦80センチ、横48センチのフラッグ19枚を市職員とともに街路灯に設置。岡谷駅では幅10メートル、高さ1メートルの横断幕1枚を駅舎入り口に掲げた。

 

サポーターの野田弘子さん(62)=同市天竜町=は5年前に東京から移住し、「武井ファン。出身地だと知らない人も多いので広めたい」。市ブランド推進室は「郷土の素晴らしい童画家を観光客に知ってもらうとともに、地元愛の醸成につなげたい」としている。

 

市によると、装飾は12月まで。このほかフラッグを中央通り、懸垂幕を市役所とイルフプラザ、武井作品をモチーフにしたパネルをイルフ童画館、蚕糸公園などに設ける。

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