読み手の声に耳を傾け、目の前に並ぶ札に集中する参加者

県内外の愛好者熱戦 茅野で水無月かるた大会

2024/06/24 06:00
地域

第37回水無月かるた大会(茅野かるた会主催、長野日報社など後援)は23日、茅野市のマリオローヤル会館で開いた。県内外の愛好者141人が集まり、競技かるたで熱戦を繰り広げた。

 

会場には小学生から50、60代まで幅広い年代が集まった。小倉百人一首の札を畳の上に並べて相対座し、読み手が読み上げる札の上の句を聞くのとほぼ同時に下の句が書かれた札を取り合った。参加者は読み手の声に耳を澄まし、素早く反応。畳の上にない札の上の句が読まれることもあり、微動だにしない人もいれば、ぐらつく体をぐっとこらえる人もいた。

 

茅野かるた会の平澤英則会長は「日本の文化に触れられる競技に高校生を中心に多くの皆さんが参加してくれた。うれしく思う」と話していた。

 

各級別の上位者は次の皆さん。

 

【D級初段】 1、新保茉衣香(松本深志高) 2、小山海(一般) 3、森谷日菜(上田高) 4、吉岡澄果(信州大)

 

【1級】 1、柴田明日美(諏訪清陵高) 2、柴田美陽(同) 3、守屋夏希(同) 4、鈴木希実(諏訪二葉高)

 

【2級】 1、武居和香(下諏訪中) 2、青木夢夏(諏訪清陵高) 3、吉原綺香(岡谷西部中) 4、小林美月(松本秀峰中等)

 

【3級】 1、小田明香里(飯田高) 2、福山かりん(同) 3、熊谷爽風(同) 4、関美晴(甲陵高)

 

【4級】 1、塩原大地(一般) 2、奥原暉子(才教学園中) 3、山辺玲菜(泉小) 4、大野愛莉(鎌田中)

 

【5級】 1、關萌々果(篠ノ井西小) 2、田中由美(一般) 3、梅村典(三本柳小) 4、浅野彩香(長野日大中)

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。