伊那市高遠町を中心に23店舗でつくる「たかとおカード加盟店会」(伊東洋明会長)は11日夜、通常総会を伊那市高遠町観光案内所2階の市商工会で開き、同会発行のポイントカード「たかとおカードおつかいくん」に新たなカードと端末を導入する事業計画を決めた。8月にカードデザインを決定し、11月から新システムの運用を開始する。ポイントの付与・回収金額は変わらないが、商工会会員としていた加盟店の資格を伊那市内の事業者に拡大し、カードの付加価値を高めて利用促進を図る方針だ。
たかとおカードは買い物100円ごとに1ポイントを付与し、1ポイントは1円で回収する。現在のシステム端末は導入から約10年が経過して不具合や老朽化が生じていた。システム更新は昨年6月の総会議決を経て、8月に検討委員会が発足。計7回開いて準備を進めてきた。
導入するシステムは、日本カード(大阪市)のクラウド型ポイントサービス「SHIAGEL(シアゲル)」で、カード認証は二次元コードで行い、ポイントデータはクラウドサーバーで管理する。電子マネーのチャージ(入金)やキャッシュレス決済への対応も可能という。同社によると、県内6例目で、近隣では箕輪町で採用されている。
総会には約30人が出席し、ポイント発行や新規加入なども推進する事業計画と、電子マネーの取り扱いに備えた規約改正を行った。任期満了に伴う役員改選で伊東会長を再任したほか、役員数を13人から9人に減らすことも決めた。任期は3年。
伊東会長は「ご城下通りの電線が地中化された。活性化に向けて戦っていける唯一の武器がこの会になる。(たかとおカードを)ブラッシュアップして強固なものにし、高遠の商売に貢献したい」と力を込めた。
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