駒ケ根市は、リニア中央新幹線建設工事に伴う発生土を活用した同市中沢の新宮川岸地区土地改良事業で整備する竜東振興拠点施設の完成時期について、当初予定より２年遅れの２０２９年度になる見通しだと、28日の市議会全員協議会で明らかにした。昨年度に策定した基本構想に基づき、今年度に基本設計に着手する予定だったが、構想の練り直しを求める地元住民間で意見をまとめるのに一定の時間を要するため、基本設計期間を２年間に延ばし、着手を１年先送りにしたことなどが要因という。

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