激しいプレーを繰り広げた選手たち

迫力アメフト熱い声援 信大と福井県立大交流戦

2024/06/03 06:00
スポーツ

信州大学(本部・松本市)と福井県立大学(福井県)のアメリカンフットボール部による交流戦「伊那ローズボウル2」が2日、伊那市陸上競技場で行われた。アメフトの魅力を伝えて親しんでもらおうと昨年初めて開き2回目。あいにくの雨となったが、約100人が来場し、熱い声援を送る中、激しくぶつかり合う迫力のプレーを繰り広げた。試合は信大が51-6で勝った。

 

信大アメフト部「ワイルドキャッツ」(東海学生1部リーグ所属)の運営母体である一般社団法人信州アメリカンフットボール部WILDCATS(ワイルドキャッツ、伊那市)が主催。昨年は一橋大アメフト部を招いて勝利し、今年はコーチ同士が知り合いの福井県立大アメフト部「ワイルダーズ」(北陸学生1部リーグ所属)を迎えた。

 

試合は信大が先制すると、勢いに乗って激しいタックルや素早いパスを繰り広げ、前半に21点を先取。後半で6点を返されたものの、大差で福井県立大を下した。

 

ハーフタイムには地元のチアリーディングクラブが演技を披露し会場を盛り上げた。また、試合前には子ども向けにタックルの代わりに腰に着けたフラッグを取り合う「フラッグフットボール」の体験会や松本山雅FCによるサッカー教室も行われた。

 

初めて試合を観戦した同市伊那西小学校3年の児童(8)は「タックルもパスもすごくて強い。アメフトが好きになってきた」と笑顔。同法人の佐々木一之代表理事(58)=同市=は「昨年よりチームが強くなり、地元の方も協力してくださる人が多い。(来年以降も)どんどん盛り上げたい」と話していた。

続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。