富士見町の富士見パノラマリゾート・ゴンドラ山頂駅近くにある山野草公園で、町内の一部だけに自生する「釜無ホテイアツモリソウ」(ラン科)が、防護柵で囲んだ実験園内で咲き始めている。同リゾートや富士見町アツモリソウ再生会議によると、開花は例年より早め。濃い赤紫色の花を一目見ようと、多くの来場者がカメラやスマートフォンを向けている。
ホテイアツモリは、絶滅の恐れが極めて高い絶滅危惧IA類に指定。園内では6年ほど前から保護への意識や機運を高めるために実験園を設け、手を加えながら株を育てている。関係者によると、例年より気温が高めに推移したこともあってか開花が早く、現在は八つほどの株が花を見せている。つぼみもあり、今後の開花も期待できる。
実験園を訪れた来場者は花をじっくり見て写真に収め、「きれいですね」と笑顔を見せていた。同リゾートで2日まで開催中の「釜無ホテイアツモリソウと山野草展」でもかれんに咲いたアツモリソウを観賞でき、人気を集めている。
山野草公園ではイチヨウランが見頃で、スズランも咲き始めている。同リゾートは23日まで「すずらん祭り」を開催し、ゴンドラ往復券購入者には山野草のポット苗をプレゼントしている。
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