中川村の野外保育「もりっこ」は19日、同村片桐の水田で馬による代かき体験を行った。保育を利用する親子ら約20組50人が参加。田を耕す農具と一緒に子どもたちは農耕馬に引かれ、懐かしい農村風景に触れた。
村内の奏の森を拠点に、自然に親しみながら活動するもりっこ。4年前から稲作に取り組み、当初から馬耕体験も行っている。
今年も伊那市高遠町の馬耕・馬搬業「うまや七福」の横山晴樹代表が協力。1月に岩手県から横山さんの元に来た牡2歳9カ月の「伊織」が約8アールの水田を耕した。
水田の中を馬に引かれた駒ケ根市赤穂小学校3年の児童(8)は「泥がいっぱい入ってきたけど、馬ってすごい力持ち」と笑顔。母親は「ただ農業を体験するだけでなく、馬や仲間と触れ合う貴重な経験になった」と目を細めた。
この日は、作業の合間を縫って水田で運動会も実施。子どもだけでなく大人も童心に返って泥んこになり、かけっこなどを楽しんだ。もりっこの池田彩美代表は「子どもと大人が一緒に楽しむ気持ちの共有が大切」と話した。
来週末に手で苗を植えて、その後の管理や収穫も親子で協力しながら行っていく。
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