諏訪市は18日、同市郊外の霧ケ峰高原で草原再生作業を行った。地権者の牧野組合や関係団体、市、県の関係者ら約120人が参加。草原の保全再生と森林化の抑制を目的に、国天然記念物の踊場湿原に近接する道路沿いで、雑木を処理したりススキを刈り払ったりした。
2001年度から毎年場所を変えて行い、火入れ中止後の14年度からは春と秋の年2回にしている。コロナ下では人数を制限したが、昨春から従来の規模に戻しており、今回の作業にも個人ボランティアが加わった。
雑木処理と刈り払い班に分かれ、約2.5ヘクタールの範囲で作業した。刈り払ったススキはブルーシートなどにくるんで運搬。市環境課によると、搬出量は雑木860キロ、ススキ230キロで、いずれもリサイクル施設で堆肥化し、市民に無料配布する。秋の作業は9月21日に予定している。
開会式では、公立諏訪東京理科大学(茅野市)の小川賢准教授が開発した丸太に蓄電するオフグリッド電源(丸太電池)を屋外スピーカーなどで使用した。金子ゆかり市長は「霧ケ峰は人の手で維持されてきた二次草原で、放置すると森林化してしまう。大勢の皆さんの参加と協力に感謝したい」とあいさつした。
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