富士見町と伊那市にまたがる入笠山(1955メートル)の開山祭が18日、御所平峠近くの登山口で行われた。両市町の関係者約100人が出席。神事の後、諏訪市を拠点に活動する諏訪アルプホルンクラブによる演奏を通じて一般の登山客を歓迎し、本格的な夏山シーズンの幕開けを祝った。
両市町とJA上伊那、入笠山旅館組合でつくる入笠山観光連絡協議会の主催。式典で名取重治町長は「大型連休の際は入笠山周辺に大勢の観光客が訪れた。このにぎわいが続くよう願っている」とあいさつ。白鳥孝市長は「入笠山は花が美しく、草原と放牧の牛が織りなす景観、夜は星の輝きが魅力。多くの方に訪れてほしい」と呼び掛けた。
この日は雲一つない青天となり、視界360度の山頂からは北、南、中央の各アルプスや八ケ岳、富士山、諏訪湖などが鮮明に見渡せた。埼玉県の会社員、川﨑淳子さん(49)は「最高の景色。本当に来てよかった」と喜んだ。
同協議会によると、入笠山周辺では現在、イチヨウランが見頃を迎えている他、今月末には「120万本」とされるニホンスズランの開花が始まるという。
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