中川村の中川西小学校で15日、伝統の茶摘みが行われた。全校児童138人が9班に分かれて作業。上級生が下級生に手ほどきするなどして、学校敷地内に植えられている「やぶきた茶」の新芽を丁寧に摘み取った。
同校の茶栽培は1912年から脈々と受け継がれ、摘み取りは初夏を迎えるこの時期の恒例行事。特色ある体験として、かつて茶栽培が盛んだったこの地域の風物詩ともなっている。
今季の新茶は天候にも恵まれて順調に生育した。地元ボランティアの協力も得ながら、児童は「一芯三葉」と呼ばれる手法で21.5キロを収穫。早速飯田市南信濃の製茶工場に持ち込んだ。
この日の運営進行を任された児童会園芸委員会の委員長=6年=は「みんなで協力できた。今後も茶摘みの伝統をつないでいきたい。今年もおいしい新茶が楽しみ」と笑顔をこぼした。
同校は地元の人も迎えて6月中旬に「新茶を味わう会」を開き、最高の一服を楽しむ。
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