岡谷市の岡谷東高校書道部と岡谷南高校書道部の合同書道パフォーマンスが6日、同市銀座の複合商業施設「レイクウォーク岡谷」で開かれた。岡谷東高8人、岡谷南高4人の部員計12人は、大勢の観客が見守る中、自分たちで考えた〝岡谷〟をイメージした言葉を音楽に乗せて一気に書き上げた。
パフォーマンスで書く言葉は生徒たち自身で考えた。岡谷がシルクで発展してきた歴史を踏まえ、糸偏の漢字を集め、今後も糸で岡谷が発展してほしい|との願いを込めた。本番では音楽に合わせて、一人ひとりが担当する文字を順番に書し、「織りなす伝統 岡谷の繁栄」「未来へ繋ぐ 私たちの縁」の文章を左右に配置し、中央に大きく「紡(つむぐ)」と書き、大作を完成させた。
岡谷東高3年で、パフォーマンスリーダーを務めた小林風花さん(17)=同市=は「練習のときよりみんながうまく書けて、100点満点の出来。両校のつながりもこれからもっと深まっていけば」と、パフォーマンスを振り返った。
「岡谷市民新聞社 書き初め大賞実行委員会」の主催。今回で56回目となる書き初め大賞の一環として企画した。2020年にも諏訪地方の高校5校の書道部による合同パフォーマンスを行ったが、コロナ禍で中止が続き、4年ぶりに復活させた。
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