岡谷市郊外の塩嶺小鳥の森で野鳥を観察する「塩嶺小鳥バス」が5日早朝、今季の運行を始めた。諏訪地方を中心に東京都や神奈川県、千葉県などから38人が参加。日本野鳥の会諏訪支部会員の説明を聞きながら、小鳥のさえずりを頼りに、双眼鏡で姿を探した。
塩嶺小鳥バスは豊かな自然を身近に感じてもらおうと、1954年に運行を開始し、71回目。今季は5月の毎週日曜日に、事前申し込み制で運行する。バスはJR上諏訪駅西口から諏訪市内、下諏訪町内、岡谷市町内など11地点で参加者を乗せ、塩嶺御野立公園内の塩嶺閣を出発。同支部会員とともに森林内を散策した。この時期は夏鳥のキビタキやメジロ、オナガなどが観察できるという。
家族5人で参加した岡谷東部中学校2年の生徒(13)は3回目で「小鳥の森はいつ来ても気持ちがいい。小鳥の声に癒やされます」と笑顔。初めて参加した早出一真岡谷市長は「多くの人に参加してもらいありがたい。小鳥の森は岡谷市の宝。この豊かな自然をいつまでも大切にしたい」と話していた。
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